イタリア初の女性医学博士、マリア・モンテッソーリが考案した教育法です。子どもが発育していく過程において、身体の動き、感覚、秩序、言語、数などの特定の要素に対して、特別に敏感な感受性が現れる「敏感期」があり、「敏感期」にある子どもは、驚くほどの興味と情熱でその要素を吸収していきます。この「敏感期」は一度過ぎると消えてしまう貴重な期間です。モンテッソーリ教育では、子どもがいま何に対する「敏感期」で、どんな要求を満たそうとしているのかを見極め、適切な環境をつくってあげます。
子どもが自ら集中したとき、関わった対象物との間に生命が通い、物事を成し遂げることができます。自ら成し遂げた自信が積み重なり、内面が満たされ、安定感、社会性が育っていきます。モンテッソーリ教育では、子どもの発達に合わせた、子どもが集中できる環境を整えることで、子どもが全身全霊でお仕事(遊び)に打ち込める手伝いをします。 |